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AIへの懐疑論 …「第五権力」としてのポータルサイト?

AIへの懐疑論 …「第五権力」としてのポータルサイト

この数か月、朝鮮半島情勢に興味をもって、様々なサイトを閲覧してきた。それを「サポート」していたのが、ヤフーの

「おすすめ」機能だ。いや、このおすすめが特定のものに偏っていたとは思わない。新聞各社から雑誌社まで、多彩な記事を紹介していたと思う。

そしてその中には、賛成できるものもあれば反対せざるを得ないものまで、いろいろあり、考えさせてくれるものもあって、

なかなか悪い機能ではないな、と感じていた。

ところが、である。昨日、ふとした興味から、あまり親しみのない芸能人について検索してみた。

その日のニュースが私にとって興味のあるものではなかったからもあっただろうが、検索の結果、芸能人関連の「おすすめ」が一挙に増えた。

「世界が変わった」と言えば大げさだろうが、大変な違和感であった。そして、暫くして、別の事実に驚かされた。

そうだ。たとえ気を付けていても、私は、ヤフーに実装されているAIの記事選択、いや「忖度」によって世界観を動かされていたのだ。

情報発信者の影響力ではなく、情報を選別・提示する側の影響力を、改めて実感した瞬間であった。

そしてその選別者は新聞やテレビ、雑誌など、通常「マスコミ」と考えらえている存在だけではないのだ。

何をいまさら、と思われるかもしれないが、そのことに改めて気づかされた瞬間であった。

ネット上の情報にはもちろん有益な情報もあるが、

もちろん、広告の類から疑似科学、フェイク・ニュース、そして大本営発表も含まれている。

AIを「善用」すれば、多彩な事実を知るため、あるいはヘイトやフェイクニュースを除外するためのの強力なツールとなる。

しかし「悪用」すれは人を容易に誘導したり支配したりするためのツールとなる。

ポータルサイトは様々なサービスを提供している。

検索エンジンをはじめ、そこに実装されている様々な機能にAIは利用されているが、そのAIの運用に

関与できるのは、特定の人間だけである。

果たしてAIは人をどれだけ幸せにするのだろうか。

考えるべきことは、多い。