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身につまされる話

バイト先の隣の家。

80過ぎたじいちゃんが住んでいたんだけど、ずいぶん前に亡くなってそのまま放置されてた。

生前はよく来店してくれたよ。

ヨッボヨボで杖をつきながらも足元がフラついて、なんとかたどり着く感じ。

トイレの水が流れっぱなしだ!と深夜オレ1人の時やってきて「直してくれ」と来たこともあったし、深夜ちょっと具合が悪くなり、備え付けのけたたましい音が鳴る警報器を鳴らして近隣に大騒ぎさせたこともあった。

高齢の独り暮らしだから放っとくわけにもいかないので、オレ含め近所の人は一応は注意してたんだ。

それが5年くらい前だが、それ以降は全く来なくなり、いつの間にか亡くなってた…ということ。

どうやらじいちゃんは独り暮らしで、家族もいないみたいだから、この家どーすんだろう?と思ってたけど、ようやく昨日からじいちゃん家の掃除が始まった。

解体されるのか、売家になるのか分からないけど、知ってる人がいなくなるってのは寂しい。

で、じいちゃん家を掃除してる時に玄関にこじ開けられた金庫が置いてあった。

たぶん家の権利書等が保管されていたと思われる。

中身気になるけど、あんまりいい気持ちはしないな。

全く他人の金庫をこじ開けるんだからね。

しかしさあ。

バイト先の周辺は高齢化が進み、ジジババがかなり多い。繁華街にほど近い地域なので賃貸価格も高いから、よっぽど金持ちじゃないと若者や家族は住めないだろう。

少子化高齢化がもたらす影響はバイト先近辺だけじゃないけど、どうにかならんもんかねぇ。

…と考えさせられる出来事でした。

代わりにオレが住めばいいって?

そんな金ねーよ。

第一、ウチにも高齢の両親がいるし。

身につまされるよ、ホント…

おわり。